山田 大樹先生
視能訓練士科
専任教員
視能訓練士科
専任教員
皆さん、視能訓練士の活躍する場所はご存知ですか。視能訓練士は、昭和46年に制定された視能訓練士法に基づく国家資格をもつ医療技術職です。眼科で日々、患者さんの検査を行っています。医療技術の向上が著しい昨今、視能訓練士が医師の指示の下に眼科に関わる検査を多数行い、眼科診療を担っています。
その他に、低視覚(ロービジョン)者に対する情報提供から補助具の選定を行う事もありますし、3歳児の検診などに参加することで弱視や斜視の早期発見にも貢献しています。
眼球は2個しかない付属器なので単純だと思われがちですが、網膜から視神経を介し、脳につながっているので構造は複雑です。本校では眼球の事はもちろん、人体の構造を学び、その知識を生かして、学内実習で正常な人を検査することで検査法や正常値を学びます。
また、正常値を知ることは、結果を読み取る力を育てます。学外実習では、学校での経験を生かし、患者さんの検査を見学や実際にさせていただき、正常でない結果が意味することを考え、知識と検査を繋ぎ合わせて、眼というものを総合的に考えます。このように基礎知識から臨床現場につながるプロセスを経て視能訓練士は、全国で活躍しています。
5/17更新
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