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文化服装学院

瀧澤 日以 評判・口コミ

瀧澤 日以

評判・口コミ・評価・レビュー星5つ

文化服装学院 アパレルデザイン科
2001年
PHABLICxKAZUIデザイナー
(有)ハンズワークス

在学中から衣装製作に携わる

独創的なアートセンスで独自の世界観を提示するブランドPHABLIC x KAZUIのデザイナーである瀧澤さん。洋服のデザインだけでなく帽子やアクセサリー、さらにグラフィックデザインまでもこなすクリエイターだ。瀧澤さんはデザイナーとして働く前から衣装製作の仕事をしていた経緯がある。文化在学中の3年次から映画の衣装関係者らと同居し、そこで自分のアトリエを持ち製作をしていた。当時はスタイリストやアーティストの衣装製作を請け負っていたそう。アパレルデザイン科を卒業後、工科専攻科に進学したが卒業制作期間にあたる後半には卒業を待たずに仕事の道へ。「その時期には仕事に入りたくて、仕事を引き継ぎながら旅に出たりして色んなものを見ましたね。色んなところに行って色んな人たちに出会いました」。この経験は瀧澤さんにとってとても大切なものとなったようだ。

自分のやりたいことを見つけてその道をいく

文化への入学を決めたのは、手に職をつけたかったからだという。服作りに興味があったというよりは、デザインに興味があったそう。「デザインっていったら洋服じゃないかっていうノリで入ったんですよ。初めは何も出来なくて残念な学生だったと思いますよ。でも途中で色々と刺激をもらって後半は頑張りましたね。初めて好きなものが見つかった気がしました」。工科専攻科をやめて半年間の旅から戻ってからは、衣装製作のアシスタントや、自分で作った服をセレクトショップで売ったりするように。就職など仕事に対する不安や焦りはなかったのかと聞くと、「在学中に色んなアルバイトをしていたのでパイプが太くて、仕事に関する不安はあまりなかったですね。自分で決めて自分のやりたい事のためにお金を貯めてっていう生活をしてましたね」。

会社へ所属しアトリエを立ち上げ本格的に活動

はじめは個人で活動をしていて、作った服がセレクトショップで販売されるようになっていた。「だけどセレクトショップ主導でやりたいと言われたり、ビジネスの仕方も知らなかったし、衣装製作の仕事も忙しかったのもあって、デザイナーの仕事を一旦ストップしたんです」。やがて07年から現在の会社の所属になるが、もともと同社でフリーランスのスタイリストとして働いていた。グラフィックデザインの会社ということもあり、ここでグラフィックデザインを教わりながら習得していく。現在ではホームページのデザインを自ら制作するまでに。「もともと衣装をアシストや下請けでやっていた時はクライアントが大きくて、テレビや映画、舞台、CMとかの仕事をやっていました。でも今はもっと若手の方だったりするんですが、規模は違っていてもおもしろいですね」。

腐敗していくモノではなく、繋がっていく有機的なモノ作りを

ブランド名にもなっている「PHABLIC」とは、一般的にマスやパブリックという大枠で括られる人や社会を、1本1本の糸のように細分化して、新しいコミュニケーションを生み出すためにもう一度織り直した新しい「布=ファブリック」を作るという思いを込めた造語で、これが自身の中のテーマでありブランドコンセプトとなっている。そしてそれを基にして作り出す全てのモノ・コトが繋がっていけばというのが瀧澤さんの思いだ。しかしまだ模索しているところもたくさんあるという。「有機的な物の作り方、腐ってなくなってしまう物じゃなくて、発酵してより良くなるものっていう考え方。その次に繋がっていくコミュニケーションになるような洋服の在り方、商売の在り方っていうのを作っていきたいと思っています」。

自分たちの作った物をもっと多くの人に伝えたい

仕事のやりがいを聞いてみると、「きちんと目の届くところに物が辿り着いてくれるのが嬉しいですね。そしてそれを感じられるのは作った物を渡した時。それを感じ続けられるような物作りの仕方をしたいし、驚かせてあげたいし楽しませてあげたいっていうのがあります。着て楽しい、買って楽しい、ここに来て楽しいっていう状況をもっと作りたいですね」。そして、PHABLICxKAZUIとしての活動をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと、最近やっと思うようになったそう。「自分の周りにいる人たちが見えるようになって、非常に良い仲間が集まってくれているので、こういう人たちが真剣に作ったらきっと良い物が出来ると信じているので、それをもっと色んな人たちに見てもらいたい。今はアトリエショップなんですけど、いつかは自分たちのお店を持つっていうことを目標にやっていきたいですね」。
※この取材内容は2010年12月時点のものです。

【参照元】文化服装学院HP Next

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