野口 悦子
19回生
介護老人保健施設 のぞみ船小屋
19回生
介護老人保健施設 のぞみ船小屋
厳しかった先生方の指導に、 今は感謝しています
私の勤務する施設は最大82名の方が入所されており、栄養管理が主な仕事です。一人ひとりの状態をみながら、多職種からの情報や意見をもらいながら食事の内容や食事形態等を調整し、個々に応じた食事の提供ができるように努めています。薬と違って栄養の効果は分かりにくい面もありますが、入所時よりも健康面のデータが明らかに改善されて穏やかに過ごされていることが分かると嬉しく思います。学生時代に教えてもらったことで役に立っているのは調理の基礎技術です。栄養士は作業工程もイメージできなければ献立も作れません。また、レポート作成の機会も多く、提出期限も厳しく大変だと感じていましたが、社会人になったら書類を作ること、期限を守るということは当たり前です。そういうことを厳しく教えて頂いたことに感謝しています。私の仕事は、みささんに楽しくおいしく食べてもらえるサポートをすることです。利用者の方と多くの会話の機会を持ち、「こんなものが食べたい」という声をできるだけ献立に反映できるよう努めていきたいし、また最新の栄養研究に関することなど研修会などに参加し学び続けていきたいと思います。