齊藤 正人
校長
校長
歯科衛生士はむし歯・歯周病予防のみならず、障がいのため上手に食事が摂れない方の援助や、高齢者の肺炎予防などに貢献しており、その職務内容は益々拡がりをみせております。本校は、口腔(口の中全般)の健康を導くスペシャリストである歯科衛生士を30年以上にわたり養成しており、卒業生は全国各地の歯科医院、総合病院、医療教育機関、福祉施設そして保健所などで活躍しています。
北海道医療大学歯学部附属である本校は、歯学部の講師陣が講義を担当しているため、年々高度化する歯科医療に常に対応しています。また歯学部以外に、薬学部、看護福祉学部、リハビリテーション科学部、心理科学部、医療技術学部の学生と一緒に学ぶ機会を設け、今後の医療において必須となる多職種連携の基礎を育んでいます。このような講義態勢と、北海道医療大学病院および当別キャンパス内に併設されている歯科クリニックにて臨床実習できる本校の教育環境は、北海道で唯一であり、全国的でもごくわずかであると自負しております。
本校の学生は、講義・実習後、他学部学生と一緒にクラブ活動、サークル活動にも参加しています。また、むし歯・歯周病予防において世界的に有名なスウェーデン・イエテボリ大学歯科衛生士学科や台北医科大学口腔衛生学科などと提携を結び学生間交流を行うなど、資格取得に向けた勉学以外の多様な機会を設けています。
様々な体験を通して患者様に寄り添った温かい心(ウォームハート)と、最新の医科学知識を背景に的確な治療・予防処置をおこなう冷静な頭脳(クールヘッド)を持った、格好いい歯科衛生士を世間に送りだすことが本校の使命と考えております。