2018年3月卒業
根本歯科医院勤務(千葉県我孫子市)
今の仕事の好きなところ、魅力、やりがいを教えてください
歯医者や歯科衛生士と聞くと、気になることがないと行かないようなイメージが強かったり、クリーニングや予防のイメージがあると思います。医療の中でも唯一その子の成長を定期的に見ていくことができるのが歯医者であり、その子のお口の成長や身体の成長に合わせて、今の時期に何が必要なのかアドバイスし、サポートしていける場所だと思っています。口の中だけを見るのではなく、その子の健康そのものを一緒に見ていけることに魅力を感じます。
歯科衛生士を志した理由やきっかけはありますか?
元々人のためになることや支えになるような職に就きたいと思っていました。私自身、小さい頃からむし歯の経験が多く痛い治療をしたり、矯正もしていて歯を抜いたりしていたので、私みたいになって欲しくない、健康に育つお手伝いをしたいと思い、めざすようになりました。
学生時代、どのように過ごしていましたか?
歯科衛生士の資格を取得するために、3年間頑張って勉強していました。特に3年生のときは、心が押しつぶされそうでしたが、周りの友達に支えられ、勉強を教えてもらい、今の自分がいると感謝しています。
これからどのような歯科衛生士をめざしますか?
今まで関わった患者さんに笑顔と健康を届けられるような歯科衛生士になりたいと思っています。ここへ来て良かったと思ってもらえるように。そして日本の文化に「予防」の意識をもっと広めていけるように活動したいと思っています。
歯科衛生士になる前後で、仕事に関するギャップはありましたか?
アシストにつくことが当たり前と思っていましたが、歯科医院によっては、歯科衛生士の資格を十分に活かした衛生士中心の医院もあるのだなと思いました。「抱っこ紐の使い方」「離乳食の進め方」「靴の選び方」など、ぱっと聞いても歯医者とは関係なく聞こえますが、生まれてからの成長の過程の中で、こういったことが今後のその子のお口や顔貌の成長に繋がっていることも、今の歯科医院に勤めるようになってから学びました。多くのママ達に知ってもらいたいです。