心理分野については、基礎から臨床まで心理学を幅広くカバーし、公認心理師も目指せるカリキュラムになっています。特に、病院や福祉施設などでの相談業務に活用されるカウンセリングや心理療法の技能といった臨床心理に力を入れています。あわせて福祉分野を学ぶことで、心理の知識をもった社会福祉士や精神保健福祉士として活躍することが可能です。児童分野では、児童虐待、いじめなどの経験を持つ子どもたちの支援方法について学びます。また、保護者や教員と協力しながら生徒が抱える問題解決を行うスクールソーシャルワーカーも養成しています。
<学べる分野>
●心理分野
悩みを抱えている方たちをサポートするための心理学の領域「臨床心理学」に力を入れています。指定大学院に進学し、公認心理師を目指すこともできます。
●福祉分野
福祉系の国家資格である「社会福祉士」「精神保健福祉士」をめざせます。これらの資格を取得すると、福祉施設や医療機関で相談員(ソーシャルワーカー)として働くことができます。
●児童分野
子どもを取り巻くあらゆる問題に対応できる専門家を育成。「社会福祉士」や「公認心理師」などの資格を取得し、児童福祉の専門職やスクールソーシャルワーカーを目指します。
ここがポイント
●心理学を仕事に活かすカリキュラム
カウンセリングの知識や技術などは、病院や福祉施設などでの相談業務に活用されるのはもちろん、そのコミュニケーション能力は一般企業からも高く評価されています。
●「よき相談員」への学び
講義、演習、実習などで、カウンセリングの知識や技法に関する学びを厚くすることで、「よき相談員」を育成します。
●児童の心理や取り巻く問題を理解する
心理学や児童福祉学を学び、児童の心理や行動、生活環境が及ぼす影響を理解し、現在の問題・これから起こりうる問題へ対応する力を養います。
学費について
1,250,000円(入学金300,000円含む)
前期納入金:475,000円(授業料270,000円・施設設備維持費205,000円)
後期納入金:475,000円(授業料270,000円・施設設備維持費205,000円)
※その他、別途委託徴収費(67,760円)あり。
就職・進路
学べる学問
目標とする資格
社会福祉士/精神保健福祉士
(「社会福祉士」「精神保健福祉士」の2つの資格を同時に取得することが可能です。)
取得可能な資格
<受験資格の得られるもの>
社会福祉士/精神保健福祉士
(「社会福祉士」「精神保健福祉士」の2つの資格を同時に取得することが可能です。)
※公認心理師(受験には卒業後に大学院修了または特定の施設における実務経験が必要です。)
<奨励資格>
認定心理士/認定心理士(心理調査)/社会福祉主事(任用資格)/家庭相談員(任用資格)/児童指導員(任用資格)/心理判定員(任用資格)/保育士/レクリエーション・インストラクター/スクールソーシャルワーカーなど