2024年度 大野城市ランドセルクラブ 活動報告【地域貢献】
2025年2月5日更新日
ランドセルクラブとは、学校・家庭・地域が連携して子どもを育てる「PTCA活動(PTA+地域Community)」の一つとして、大野城市内の小学校にて実施されており、子どもの学習習慣の定着と、社会性を育てるための体験を目的としています。
プログラムの中に体験活動の時間があり、包括連携先の大野城市教育委員会から依頼を受け、学生たちがボランティアとして企画立案、各小学校のコーディネーターとの打ち合わせ、材料の準備、当日の講師までを担っています。
今年度は初めて「防災」のテーマをいただき、子ども発達学科の4年生が防災ワークショップを企画しました。日常生活の中で防災意識を高めてもらうことを目的とし、自分と家族に必要な防災グッズを選択する、「うさぎ一家のぼうさいグッズえらび」のワークショップを行いました。
最後は各グループから、グッズの紹介と、選んだ理由について発表しました。カードになかったアルミホイルなどを追加で提案し、「暖を取ることができるから」などの発言もあり、防災意識の高まりを感じる場面がありました。また、グループによって選択しているグッズは異なり、人によって考え方が異なることも、今回のワークショップを通して学ぶきっかけになったのではないでしょうか。
学生たちも授業とは違うワークショップの運営の仕方を学ぶとともに、子どもたちの考え方や接し方について体感できる貴重な経験となりました。
今回の活動をきっかけに、普段から防災について意識を持てるようになることを願っています。