キャリア科目 特別授業を実施しました!
2024年12月2日更新日
卒業後に自分らしく道を切り開くヒントを得るため、自身のキャリアを振り返り・学ぶ「女性のキャリア形成」では、後期には大学1年次の必修科目として「女性のキャリア形成Ⅰ」を開講しています。
本講義では、本学 人文学部教授の浮田が監修を行った、福岡女学院オリジナルテキストを用いて授業が進められていますが、
今回は、外部講師をお招きして、「インターンシップ」について学びを深めました。
講師:株式会社キャリタス 松岡 様
昨今、インターンシップを取り入れる企業も増加傾向にあると共に、参加する学生も全国的に増えています。
「インターンシップって名前は聞くけど、具体的には何をするの?」「どうやって参加したらいいの?」など、大学1年生の学生たちには、まだまだ疑問も多かった様子です。
これらの疑問に、一つ一つ丁寧に回答してもらうかのように、実際に行われているインターンシップの例なども踏まえ、探し方や取り組む姿勢、そしてインターンシップから得られるものなどについて、お話を聞かせていただきました。
松岡様から「インターンシップに参加することによって、その会社(業界)を知り、次のアクションを起こすことで未来が変わってくる。」「インターンシップの選考で落ちることがあったとしても、それが経験。自分のスキルが高まるチャンスでもあるので、失敗を恐れずチャレンジしてみて欲しい」と、学生たちへ向け熱いメッセージも頂戴しました。
◆受講を終えて…学生たちの感想◆(一部抜粋)
►今のうちから企業や業界についての情報を集めて、積極的にインターンシップに参加するなどすることが大切だということが分かりました。
私は就職したい業界や企業がまだ分からないので、それを見つけるためにも、今のうちからの情報収集とインターンシップ参加が欠かせないなと感じました。
►私はやりたい職業がまだ見つかっていないので、インターンシップに行って何があってるのか不向きなのか、知ることから始めようと思います。
►私が今知っている企業はほんの一部に過ぎず、その一部から選ぶことは大変自分の可能性を狭めてしまう危険があるなと感じました。自分に合った企業を探すために、さらに深いところまで調査してみたいです。
►私は学校教員になりたいと思っているので、インターンシップは自分と関係ないと考えてしまっていました。でも、今回話を聞いて、なりたいもの以外の職業の世界を知る手段としてインターンシップを活用し、知識や経験を得ることが出来るなと思いました。
►大学1.2年生向けのインターンシップがあることを、今回の授業で初めて知りました。その他にも社会人に求められることや、先輩方のアドバイスなどタメになることが沢山ある授業で、お話を聞けてとても良かったと感じました。
►就活という言葉を聞くと、堅苦しくて難しい印象があるけれど、実際に企業について調べてみると、福岡県だけでも色々な種類のたくさんの企業があって、ホームページを見るだけでもすごく面白くて興味が湧きました。これからは今日得た情報を最大限に活用して、大学4年生になって苦労しないように、早めに行動をしようと思いました。
►インターンシップは仕事内容を知るだけではなくて、働いている人の雰囲気を知るということが大切だということが分かりました。早いうちからインターンシップに参加してみたいと思いました。
►インターシップは大学3年生からといった先入観があったので、大学低学年のときでもいけることを知れてよかったです。元々行ってみたいなと思っていたので、これを機にキャリアセンターなどで調べてみようと思いました。
►今までのインターシップに対するイメージと今回話を伺ってからのイメージでは、全く変わりました。長期しかないイメージで、なりたい職業が決まっていないとインターシップに行くのはあまり良くないのかなと思っていました。しかし、1日だけといった短期間のものもあり、やりたいことを決めるためにインターシップに行っていいと知って驚きました。私は、まだ将来の夢が決まっていないからこそ、インターシップに参加してみたいなと思いました。
►自分自身、まだ将来就きたい職業が定まっているわけではないので、大学内のキャリアセンターや企業説明会などに積極的に参加して、様々なことについて興味を持ちたいです。
►就活について、今、どのようなことをしておいたらいいか、インターシップはいつからいった方がいいのか、インターシップで何をするのかなど様々な知識を得ることができました。また。自分の将来について今までより明確にすることができました。
►迷っているからこそ、様々な職種のインターンシップに挑戦することで新たな夢を発見できるのだと思いました。これからは積極的にインターンシップに参加することで夢を見つけていきたいと思いました。自分から動いていくことを大事にしていきたいと思いました。
►知らないことをしっかりと知っていくことは大切だなととても感じました。私はまだ夢が決まっていません。しかしながら、いろいろなところに目を向けて自分の将来に視野を広げていくことはとても大切だととても思いました。
インターンシップについて学んだ学生たちは、「私も参加してみたい!」「キャリアセンターを活用しながら、将来について改めて考えてみよう」と思い、動き出した学生も多かったようです。
このように学生たちが意識を変えられたのも、講師の松岡様が「働いていて楽しい!」と語ってくださったお姿が本当に生き生きとされていて、その様子から、社会にでることの不安を楽しみに思えたことも、理由の一つかもしれません。
今回の授業を機に、インターンシップを経験することで、学生たちには少しでも将来の不安を減らして、「世の中には多くの選択肢がある」ということに気づいてくれることを願っています。そして、将来についての悩みを少しでも減らせる場として、キャリアセンターを活用してもらえたら嬉しいです。