学長
人間味溢れ、実践に強い医療人の育成に向けて、福井医療大学として新しく生まれ変わります
少子高齢化、疾病構造の変化、医療の多様化・高度化が進む中にあたって、さまざまなニーズに対応できる優秀な医療技術者を育成するため、福井医療大学を2017(平成29)年4月に開学することになりました。
長い歴史のある福井医療技術専門学校、福井医療短期大学として多くの医療人を輩出して、地域医療に貢献してきましたが、近年学ぶべきことが多く、3年間という期間での教育には限界が生じ、あらたに4年制の大学を設立する運びとなりました。
本学は、人を思いやり、いたわる「仁」の心を持ち、実践的な技術を身につけるとともに、問題解決能力を兼ね備えた質の高い医療人を育成することを目指しています。
保健医療学部にはリハビリテーション学科と看護学科が設けられ、従来どおり福井総合病院をはじめ、福井総合クリニック、福井病院、新田塚ハイツなど多くの医療・福祉施設で、現場を身近に感じながら学ぶことができます。
ともに少人数教育と実習での学びを重要視しているので、人間性豊かで、実践に強く、即戦力となる医療人への成長が可能です。
4年制の医療大学となるこの機会に、多くの優秀な教育スタッフを増員し、今まで以上に充実した教養教育や専門教育を受けることができるようになりました。
卒業後に納得の行く進路が実現できるように、きめ細かなサポートで、しっかりとした進路支援体制を整えています。学生生活支援も充実して、資格取得に向け、安心して勉学に励んでいただけ、さらに勉強したい人は本学と連携している大学の修士・博士課程へ進学することも可能です。
超高齢化社会が目の前に迫り、今後疾病にかかる人や介護を必要とする人が格段に増えてきます。保健・福祉の充実には、チーム医療の一翼を担う職業人としての理学療法士・作業療法士、言語聴覚士、看護師は欠かせません。
魅力ある医療のスペシャリストになって、私どもとともに、地域に貢献していきませんか。
多くの人の役に立ちたいという気概に溢れた皆さんをお待ちしております。