岡本 海渡
仲良くなるのに、きっかけはいらない。技士になる夢を追う仲間たちとともに、手と頭を使って学ぶ。
◆同じ目標をめざす仲間たちとともに成長を重ねる。
新型コロナウイルスが流行しECMOでたくさんの人の命を救っている姿を見て感銘を受け、臨床工学士の道へ。機械の仕組みや構造に関心はあったのですが、電気・電子工学やシステム制御工学、システム情報工学など、専門的な分野の学びはなかなか難しく、思うように理解できないことも。そんなときに頼りになったのが同級生たちでした。きっかけがあったわけでなく、同じ目標をめざす仲間同士、気がつけば質問したり教え合ったりする関係になりました。みんな意欲が高く、刺激になる存在です。先生方も気さくで、人に恵まれた環境だと思います。
◆機器が充実していて、実物に触れて学べるのがうれしい。
実習室には学生が実際に触って学べるよう、さまざまな機器がそろっています。例えば冠動脈インターベンション※で使用する「血栓吸引カテーテル」。血栓を取り除くために冠動脈へ挿入する医療機器です。細い血管にこんな管を通せるものなのかと驚きました。本物の機器を触って使い方を覚えられるのが、森ノ宮医療大学の良さだと思います。また、授業は先生が一方的に知識を話すだけではなく、学生同士で話し合う時間が設けられるなど、手や頭を使って理解を高める工夫をしてもらっていると感じます。
※冠動脈インターベンション:冠動脈内腔の狭くなった部分をカテーテルを使って拡げる治療。