中島 千晶
森ノ宮医療大学 作業療法学科
2020年3月卒業
ベルデさかい/作業療法士
森ノ宮医療大学 作業療法学科
2020年3月卒業
ベルデさかい/作業療法士
表情や仕草、わずかな反応から想いを読み解く。できる喜びや楽しさを感じてもらうことがやりがいです。
現在私が勤務している施設を利用されている重症心身障害者とは、重度の肢体不自由と重度の知的障害が重複している状態の方のこと。そのため、利用者さんとのコミュニケーションは、声なき声が中心です。表情や仕草、眼球の動きなどごくわずかな変化や反応を見逃すことはできません。最初は、私に務まるのかとプレッシャーを感じていましたが、信頼できる先輩方から「何でも聞いたらいいよ」と言ってもらうなど、周囲の方々と協力しながら業務にあたっています。
森ノ宮医療大学では1年次から臨床実習があり、早い段階でいろいろな領域を経験できたのは、今の自分にプラスになっています。また、実技を通した実践的な授業も多く、作業療法士として道を切り開いてこられた先生方の考えを、在学中に知っておくことができて良かったと感じています。これからも利用者の方が楽しさを感じられる作業療法をめざして、経験を積み続けたいです。