相原 博之
国際文化学部
教授
国際文化学部
教授
卒業後の人生も豊かにし 社会で活躍できる教育関係を構築
私は、1972年に開催された札幌オリンピックのテレビ中継を見てスキー競技に憧れ、スキーの世界に入りました。現役時代は全日本スキー選手権やワールドカップなどに出場し、引退後は全日本ナショナルチームのコーチとして後進の指導にあたってきました。
大学教員として取り組んできたのは、体育教員やスポーツ指導者をはじめとするスポーツ関係の分野で活躍できる人材の育成です。その一方で1988年に東海大学スキー部の監督に就任して以降は、30年以上にわたり選手を指導してきました。大学での4年間、自分の好きなスポーツに集中するのはもちろん、地域や社会について学び、さらには哲学や心理学などの勉強を通じて人間的に成長することが重要だと考えています。本学科では、卒業後に競技者を引退しても、社会のさまざまな場面で活躍できる人材の輩出を教育目標のひとつにしています。
そして2020年、学科長に就任しました。これからの私の仕事は、他の教員が有意義な研究活動と安定した授業に専念できるよう努めることです。地域創造学科には、スポーツ学を学ぶ「健康スポーツコース」、地域づくりを学ぶ「地域社会コース」、文化やデザインを学ぶ「デザイン・建築コース」があり、教員免許も、保健体育・公民の免許を取得(予定)できます。学科教員は地域リーダーの育成を目指した教育を提供し、今しかできない挑戦をサポートしていきます。学生の皆さんも何かに挑戦したり、研究活動に集中したり、教員や学友と熱い議論を展開しながら、有意義な学生生活を送ってほしいと思います。