■オホーツク水圏の豊かな生態系を理解する(水圏共生分野)
水圏共生分野では、自然の深い理解とともに人がどのように自然に関わるべきかを考えます。学びのための教科書や材料は、すべてオホーツクの海、川、湖沼などの自然豊かなフィールドにあります。冷水性魚類や海棲哺乳類、エビ・カニ類、二枚貝や巻貝類、動植物プランクトンなどの多様な生物や生態系に触れ、そして活発な漁業活動を実感しながら、豊かな生態系と海洋環境との関わりを学びます。
■水産資源の持続的な利用を目指す(水圏フードシステム分野)
水圏フードシステム分野では、どのように水産資源を守り、増やすか、また、いかにすれば水産物を安心・安全で安定的に多くの消費者に提供できるかを考えます。オホーツク海をはじめとした自然豊かなフィールドでの調査研究とオホーツク臨海研究センター等の室内施設での試験研究を併せ考えることで、今ある資源を活かし利用し続ける方法を学びます。
ここがポイント
■オホーツク臨海研究センター
「海」を体験しながら水産や水圏環境を研究
生物産業学部の学生の臨海実習を目的に、キャンパスから車で20分ほどの距離にあるオホーツク海沿岸に設置。様々な魚介類にふれながら実習を行えるよう工夫されており、臨海施設であればこその「海」を体験できる。学部生・院生の卒業研究の場としても活用される他、地域の小・中・高校の生徒や漁業関係者にも広く利用されている。
学費について
初年度納入金:1,573,800円入学金270,000円を含む
就職・進路
【主な進路先】
[水産関連企業・サービス]
常呂漁業協同組合、紀文食品、海洋エンジニアリング、中島水産、全国漁業協同組合連合会、北海道漁業協同組合連合会、角上魚類ホールディングス、横浜魚類、東都水産、東洋水産、ホクモウ、マルハニチロリテールサービス、横浜冷凍、日清丸紅飼料
[その他(農産業関)企業]
よつ葉乳業、全国農業協同組合、ホクト、はが野農業協同組合、市原市農業協同組合、宇都宮農業協同組合、上都賀農業協同組合、オハヨー乳業、東京青果、富士食品工業、ヤンマーアグリジャパン
[その他企業]
ライオン事務器、柳月、日本電設工業、サンデリカ、きらぼし銀行、三和化学研究所、林兼産業、テルモ、マルハニチロ物流、アルビオン、クロレラ工業、北海道ガス、上新電機、東芝、Mizkan、第四銀行、神戸電鉄、協和企業、日立物流首都圏
[動物園・水族館関係]
京都水族館、レゴランドジャパン、南知多ビーチランド、札幌副都心開発公社(サンピアザ水族館)、アクアワールド茨城県大洗水族館、おたる水族館、神戸市立須磨海浜水族園、宇都宮動物園、日本動物園水族館協会、オリックス水族館