4年制・男女共学
食品学科では、食品の加工・調理、開発、流通、安全管理等、食品技術者や食産業で活躍する人材を養成します。食品素材の研究や分析技術、加工・調理などのモノづくり、品質管理や流通など、食品を科学的・総合的に学びます。また、1、2年次の充実した国内外研修にて、国内外の市場視察や農業体験。3年次のインターンシップにて食品業界の現状を実体験し、就職に役立てる事ができます。
ここがポイント
“食”の進化やグローバル化が進む一方で、安心・安全な食品や食と健康への関心がますます高まりをみせています。「食品学科」では、そうした日本の現代社会に対応するため、食と健康に関する諸問題を科学的見地から捉えられる人材と、フードサービスビジネスにおけるマネジメント能力や起業家精神を兼ね備えた人材を育成していきます。
学費について
初年度納入金 1,646,660円他、教科書代及び実験・実習用具用品等の購入費用、研修費が必要。
就職・進路
食品会社の第一線で幅広く活躍できる食品の専門家を育成している食品学科では、進路先も多方面にわたっています。食の安全を担う食品衛生監視員(公務員)を筆頭として、食品会社の研究・分析・開発・製造職、営業・販売、一般事務職も食品会社を中心に幅広く就職しています。
学べる学問
目標とする資格
【目指せる資格】
取得可能資格:食品衛生管理者(任用資格)/食品衛生監視員(任用資格)/フードスペシャリスト/専門フードスペシャリスト/フードサイエンティスト/フードコーディネーター3級/HACCP管理者資格/食品微生物検査技士2級/バイオ技術認定/家庭料理技能検定/官能評価士/和食アドバイザー検定、食生活アドバイザー検定
取得可能な資格
食品衛生管理者 (任用資格)
食品衛生管理者は厚生労働省により認定される資格です。食品衛生法という法律により、特に衛生上の考慮を必要とする食品 (乳製品・食肉加工品など)の製造または加工を行う施設では、その施設ごとに専任の食品衛生管理者を置かなければなりません。食の衛生管理の責任者として、食品の衛生管理、又製造・加工に従事する人の監督を職務とする仕事です。食品関連企業全般での活躍が期待できます。
食品衛生監視員 (任用資格)
食品衛生監視員は厚生労働省により認定される資格です。食品衛生法という法律により、食中毒などの防止や食品衛生(食品の検査・施設等の改善)に関する指導のために国および保健所を設置する自治体に置くことが義務づけられている職種です。食品衛生監視員は最近までほとんどが獣医師と薬剤師でしたが、厚生労働省が登録した課程を履修すれば獣医師や薬剤師でなくても 食品衛生監視員になれるようになりました。O-157やBSE等さまざまな問題がおきている現代、ますます活躍が期待されている 職種です。公務員になって食品衛生の部局に配属された時にこの名称を使える任用資格です。
食品微生物検査技士
食品微生物検査技士認定制度は、食品衛生レベルを向上させて食中毒を防止することを目的とし、食品微生物の検査技術を主に対象とするほか、安全管理、品質保証も対象とした資格認定制度です。HACCP等の衛生管理システムの一つとして位置づけられる内容であることから、食品製造および品質管理の担当者に望まれる資格です。検査技術研修と通信教育による技術と知識の習得は、食品業界を目指す皆さんにとって「実力の証明」となることでしょう。