CDPでつかんだ自信とワークで身につけた誠実さで地元の魅力を全国に発信していきたい
東経大のキャリアデザインプログラム(CDP)を知ったのは、高校3年生の頃です。東経大の4つの学部がどれも魅力的に見え、選ぶことができなかったのですが、CDPなら4学部の基礎を1年次に学び、2年次から自分に合った学部に進めるので、とても魅力的に感じました。2年次に選んだコミュニケーション学部では、大橋先生の「移動の生活学」のゼミを履修しました。もともと映画が好きだったので、映画の予告について探求し、卒論もそのテーマで書き上げました。このゼミでは、自分が興味あるテーマを選べるので、とても楽しく集中することができました。CDPは4年間にわたって7つのワークショップの授業が開講されており、私はすべて受講しました。そんななかで私を成長させてくれたのは、仲間の存在です。私は以前、誰かに褒められても「自分よりもっとできる人がいる」という気がして、素直に受け取ることができませんでした。でもワークショップでは、何かを発表すると、それを仲間たちが評価してくれたり、もっとこうした方がいいと真剣にアドバイスしてくれます。そうしたフィードバックを受けているうちに、自分という存在を素直に評価し、自信を持って発信することができるようになったのです。また、田村寿浩先生の キャリアデザインワークショップⅥで行った、模擬面接も印象的な授業です。20人ほどの学生の前で約15分の面接を行うのですが、このとき、自分の面接を仲間に客観的に見てもらい、話し合うことで、誠実に本心で話すことの大切さに気づかせてもらいました。これは実際の面接に生かすことができ、望み通り、地元の新潟博報堂に内定することができたのも、このときの気づきがあったからこそです。CDPでつかんだ「自信」と、ワークショップで身につけた「誠実さ」で、新潟の魅力を全国に発信していきたいと考えています。