梅田 力
美術学部 デザイン学科
准教授
美術学部 デザイン学科
准教授
本学デザイン学科では、学生の興味・関心を大切にしており、自由でのびのびと制作出来るよう支援してきた伝統があります。もちろんゼミ活動で専門性を深めていく事は大切です。しかし、時にはこの枠組みを超えて活動をする学生がいます。こうした学生に対して、教員が連携し、個性を尊重する環境を整える努力をしてきた事が、これまでオリジナリティー溢れる卒業生を数多く輩出してきた大きな要因の1つだと私は考えています。
また、こうした自由な環境が、学生の「創造力」を育みます。創造力は、今後様々な分野でさらに必要とされていく力となると私は予想しています。なぜなら、いくらAI化が進んでも、新たなものを創り出す能力は人間だけが持つ特殊能力であり、いくら優秀なコンピューターであっても代替できないのです。つまり美術の専門教育を通じて、学生はこれからの世界にますます必要とされる能力を身に付けていると私は考えています。