骨折・脱臼・捻挫・打撲などのケガを、固定や整復など手技によって治療を行う柔道整復師。本学科では、伝統的な柔道整復の手技に加え、解剖学やバイオメカニクス(生体力学)などの最新科学を取り入れ、幅広い分野で活躍できる柔道整復師を養成します。さらに、スポーツ医療に特化したカリキュラの導入で、外傷ケアに必要な知識と技術を学ぶとともに、多くの臨床現場で、専門性とさまざまな疾患に対応できる応用力を身につけます。
また、柔道整復師のほか、アスレティックトレーナーやスポーツプログラマーなどの健康スポーツ関連資格の取得も支援しています。
ここがポイント
1)幅広い分野に対応できる実習内容
骨折や脱臼などの運動器外傷の施術のみならず、スポーツにおけるケガ予防や高齢者の健康づくりなど、地域医療の担い手として期待されている柔道整復師。本学科では、それらのニーズに対応できるよう、附属病院や福祉施設、スポーツ現場などの実習を通して、臨床の場で必要な専門性とさまざまな疾患に対応できる応用力を身につけます。医療、福祉、介護、スポーツ界など幅広い分野で活躍できる柔道整復師を育成します。
2)スポーツ医療に特化したカリキュラムの導入
本学科では「スポーツ医療」に特化したカリキュラムを導入し、身体の構造、運動のメカニズムからケガの発生まで、スポーツ現場で必要な知識や技術を実践的に学べます。また、アスレチックトレーナーやスポーツプログラマー、健康運動実践指導者などの健康スポーツ関連資格の取得も可能です。
学費について
初年度納入金188万円(編入学の場合180万円)入学金20万円を含む(編入学の場合15万円)
入学手続時に教育振興会費50,000円が必要なほか、教科書等については別途費用がかかります。
就職・進路
■医療・福祉・スポーツ分野など多方面で活躍
活躍の場は接骨院での施術のみならず、整形外科医院などの医療機関での勤務、スポーツトレーナーとして現場でのケガの応急手当や外傷予防指導、また、近年では機能訓練指導員として、福祉・介護の分野に及んでいます。
また、柔道整復師と鍼灸師のダブルライセンス取得をめざし、進学する方もいます。
【就職実績(2024年3月卒業生実績)】
就職:株式会社GENKIDO、株式会社クラシオン、株式会社F.C.C.、サンキュー整骨院グループ、株式会社あい・グループ、株式会社SYNERGYJAPAN、株式会社Rieden、株式会社リーフ、戸塚共立第2病院、西院FREE 整骨院、安田整骨院、えん鍼灸接骨院、三田やすらぎ鍼灸整骨院、奈良接骨院、株式会社太陽スポーツクラブ、松原中学校ほか
進学:明治国際医療大学大学院 保健医療学研究科柔道整復学専攻、明治東洋医学院専門学校
学べる学問
取得可能な資格
■柔道整復師国家試験受験資格
所定の単位取得により、将来の活躍の場を広げる下記資格の受験資格等が取得できます。
また、卒業後に本学の鍼灸学部2年次へ編入することにより、7年間で鍼灸師とのダブルライセンスを取得することができます。