日本文化学科では、1年生では日本文化の基礎を学び、2年生からはそれぞれの専門分野の学習がはじまります。授業では、能や狂言を鑑賞したり、落語の手ほどきを受けたり、あるいは比較文化の観点から海外を訪れたりといった、体験型・参加型の授業が充実しています。
また、希望者の多い、広告・出版業界への進路をにらんだ、編集、広告、マスコミ、翻訳などの科目も数多く用意しています。また、学科が発行する雑誌の編集を教育プログラムに組み込み、企画立案や制作、構成といった編集の仕事を、実践を通して学ぶことができます。
ここがポイント
◆雑誌『蝦蟇』
日本文化学科では、2000年から「蝦蟇」という文芸雑誌を年に一度発行しています。飛び跳ねる蛙の“飛躍”の意味と、蝦蟇口(がまぐち)財布のように、「本を開くと学生の無限の可能性を秘めた、さまざまな文章作品が出てくる」という雑誌作りを目指すという二重の意味から、この名がつきました。
編集スタッフは、編集長をはじめ、すべて学生が担当。企画立案から制作や構成、原稿の執筆や依頼に至るまで、雑誌編集に関わるすべての作業を実践を通して学ぶことができる「蝦蟇」は、その名の通り、志の高い学生の自己表現の場として役立っています。
学費について
※2024年度実績
【初年次納入金(年額) 内訳】
入学金: 200,000円
授業料: 800,000円
施設維持費: 300,000円
教育充実費(実験実習費・保険費等):70,000円
諸会費: 18,600円
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初年次納入金額 合計: 1,388,600円
※2年次以降 納入金(年額):1,188,000円
詳細は大学案内でご確認ください。
就職・進路
◆卒業後の進路イメージ
日本文化を幅広い視野から深く理解することと日本語を的確に運用して自らの考えを表現できること。この両者を備えた人材を送り出すことが日本文化学科の目標です。進路は日本文化や日本語表現に深く関わる編集・印刷出版や国語科教員、博物館学芸員、翻訳業などに限りません。製造業・小売業をはじめとする一般企業においても、営業や企画立案等で身につけた知識や能力を発揮することができるよう指導しています。
学べる学問
取得可能な資格
中学校教諭免許状(国語) 高等学校教諭免許状(国語) 学芸員<国> 司書<国> 学校図書館司書教諭免許状<国> など