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天願 大介

天願 大介
学長/教授/映画監督・脚本家

ものすべてをギリギリまで絞りだして初めて創ることができる。それはつらいことだ。しかし考えてみて欲しい。「楽だけど退屈なこと」と「きついけど面白いこと」、君ならどっちを選ぶ?映画の創り方を教えることは簡単だ。でも一つの台詞、一つのカット、俳優の一瞬の表情、音楽のタイミング、映画の印象を決めるさまざまな要素は、すべて偶然ではなく創り手の意志が決定しているのだ。何を創るか? それを教えることは誰にもできない。創り方を学びながら、自分が何を創りたいのか、意志と欲望を発見していかなければならない。創るだけではまだゴールに到達していない。上映されて初めて映画だ。自分の映画を観客の前で上映したとき、拍手や罵声を浴びながら、理解されることがいかに困難か、そして創ることには責任が伴うのだということを、君は実感するだろう。映画はこの狭い日本だけでは終わらない。君のライバルは全世界に存在する。ハリウッドにもいるし、戦争や貧困の中、命を賭けて映画を創ってる奴らも我々の仲間だ。失敗し、恥をかき、傷つき苦しみながら、自分にしか撮れない映画を創ることができれば、全世界の映画を愛する人々に、「私はここにいる!」と表明できる。その力が映画にはある。若い世代は新しい時代の映画を創る権利と義務がある。3本しか観ていない者が新しいものを創れるわけがない。歴史に学べ。古今東西の映画を観ろ。そして感動せよ。それがすべてのスタートだ。繰り返す。映画を創るのは容易ではないし、本当にきつい。しかし、だからこそ面白い。それは我々が保証する。

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