林 すみれさん
子どもたちにひたすら向き合う大切さを学びました。
小学6年生のとき、騒がしくて落ち着きのないクラスの児童全員に粘り強く平等に接してくれた担任の先生が、あこがれでした。両親が教員だったこともあり、「私も子どもたちの心に残る先生になりたい」と決心。できることなら、ただ勉強を教えるのでなく、一人ひとりの子どもにふさわしい支え方を学びたいと選んだのが、特別支援教育専修です。けれど授業や実習で、現実は簡単ではないことを思い知りました。インターンシップで赴いた小学4年生のクラスでは、授業中に紙飛行機を飛ばす子や大げんかを始める子がいて、途方に暮れたことも。そんなすべての子に、根気よくどこまでも向き合える小学校教師を目指して、学び続けたいと思います。