歴史地理専攻
歴史や地理を学ぶことは、「時間」と「空間」の大きな連続性を学ぶこと。今、目の前にあるものの背景にあるさまざまば出来事を学ぶことで、未来を考え、前進する力を養います。
AIや仮想空間の新しい議論は「人間とは何か」という問いにつながります。そのヒントは、未来に目を向けるだけでなく人間が積み重ねてきた知恵の蓄積、すなわち歴史と文化にこそあります。新しい技術の時代には、歴史学と地理学の知見が必要とされています。キャリア形成のため、現実社会を生き抜くための専門性になります。史地理専攻では、歴史学と地理学の二つの学問分野を中心に学んでいきます。歴史学では、さまざまな史資料に基づいて東海地方や日本、さらには世界の国々や地域の歴史について理解を深めます。地理学では、特定の場所や空間に焦点を当て、人間の生活や活動について考察します。このように、歴史地理専攻では現代社会と人間について、時間と空間とのかかわりか学ぶことができます。
ここがポイント
地理歴史専攻の学び
〇歴史:東海地方や日本、世界の国々や地域の歴史への理解を深める 史資料を深く読み解く力を養い、地域の歴史を観光資源とし、地域活性につなげる公務員や専門分野の教職の道も開けます。
〇地理:場所や空間に焦点をあて、人間の生活や活動について学ぶ 特定の地点や空間の特徴と人間の営みとの関係をICTを駆使して考える力は、地域を活性化させる原動力になります。