“こころ”と“からだ”の両面から支える作業療法士に
3年生の実習では精神科病院にお世話になりました。1・2年生の時の実習は身体のリハビリテーション病院だったので、初めて経験する内容にとても苦戦しました。しかし、患者様とコミュニケーションを取って行くうちに、関係性を築いて治療につなげていくというプロセスは変わらないと気付きました。今まで経験したことが活用できる所、できない所をしっかり考え、意識することで実習がうまくいくようになりました。
そして、4年生の総合実習では整形外科の回復期病院を経験しました。この時の指導担当の先生には、身体障害の患者様だからと言って身体の悪い所だけを治療するのではなく、患者様が今どう感じ、何を思っているのかを常に考え、身体面だけではなく、精神面からもしっかり支援することの大切さを教えていただきました。この指導担当の先生のような作業療法士になりたいと強く思える経験でした。
4年間を通して、22週間の臨床現場での実習を経験し、すべての実習で充実した時間を過ごすことができました。
就職先を選んだ理由
4年生の実習でお世話になった病院に就職の内定を頂きました。
実習の時に病院の雰囲気や回復期病院の魅力を知ることができたことと、指導していただいた先生のもとで働きたいと強く思ったのでこの病院を選びました。
実習施設が多く、また、その実習施設に多数の卒業生を輩出しているカワリハを選択し、結果的にそれが自分の就職に繋がって良かったです。
国家試験に向けて
国家試験に向けた勉強を本格的に開始したのは実習が終わった8月からです。
毎日約9時間、4年生だけが利用できる自習室で友達と一緒に勉強したり、一人で黙々と勉強したりしています。
就職してからは、今みたいにまとまった時間を取って勉強できないと思いますので、国家試験に合格するためだけではなく今後の自分のためにしっかりと勉強したいと考えています。
5/12更新
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