コミュニケーションを取ることがリハビリの第一歩目
1~2年生の実習は短い期間でしたが、理学療法士としての振る舞いや責任など、とても多くのことを学びました。
3年生の8週間の長期実習では、患者様との信頼関係もしっかりと築け、私が休みの日には「今日は学生さんは居ないの?」と気にしていただき、患者様に受け入れられているように感じ、とても嬉しくなりました。
最後の4年生の実習では、理学療法士の先生が60人もいる大きな病院でお世話になりました。患者様や指導者の先生だけではなく、医師や看護師の方とも積極的にコミュニケーションを取ることを意識した結果、数日で病院に慣れることができました。私がリハビリを行っている時間以外でも、患者様やスタッフの方々から声をかけていただき、その病院の一員として認めていただけたようでとても励みになりました。
私が4年間の実習で一番学んだことは、リハビリテーションの第一歩はコニュニケーションだということです。
就職先を選んだ理由
4年生の実習でお世話になった回復期の病院に内定を頂きました。
回復期病院は患者様が退院して、実際にどういった生活を送るのかを私の中で一番イメージしやすかったことが選んだ理由の1つです。また、1人の患者様と3~5カ月程度と比較的長く治療することができるので、より親身になって向き合うことが出来、私に合っていると感じました。
国家試験に向けて
国家試験対策を本格的に始めたのは、実習が終わってから症例報告会や学校行事などが落ち着いた9月下旬からでした。国家試験部屋(国家試験に向けた専用の自習室)で友達と一緒に勉強し、時には教えあったりすることがモチベーションの維持に繋がっています。
勉強をしていて一番重要だと感じるのは、基礎をしっかり理解できているかどうかです。基礎を固めていない状態で勉強を進めようとしても、ただの“暗記”になってしまいます。基礎をしっかりと固めた上で応用に繋げていくことが理解に繋がります。
理学療法士になるために必要な勉強なので、つらいと感じたことはないです。それに、知識が増えると勉強も楽しくなってきます。
5/21更新
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