フランス学科
60名
言語運用能力を高めるために、日本人教員と外国人教員が連携して行うコミュニケーションの授業や、現代社会を扱った教材などを用いて実際に報告書やスピーチ原稿を書く作文の講義など、様々なカリキュラムを揃えています。また、フランスの基礎知識について衣・食・住の身近な観点から学び、文学、芸術、歴史、政治などの専門分野へと興味を広げ、さらにはフランス国家とEUの仕組みについても学んでいきます。新聞や雑誌、討論番組などから、その社会構造や諸問題などにも関心を寄せ、フランスの「今」に迫ります。アメリカ的な価値観にとらわれがちな今日、独自性を重視するフランスの社会に触れながら多元的な視点を養います。2年次より「フランス文化専攻」「フランス社会専攻」の2専攻に分かれます。
<学びの体系>
◆フランス文化専攻
フランスの言語、文学、思想、芸術など幅広く文化に関することを学びます。カリキュラムにおいては、学部共通科目で文学・芸術・思想の基礎教養を身につけると同時に、1年次より「基礎演習」にてアカデミックスキルを獲得します。また、「フランス文化特殊講義」などの科目でフランス文化の国際性と多様性を理解するとともに、演劇やシャンソンを通して実践的な言語運用能力を体得していきます。
◆フランス社会専攻
フランスの政治・社会・歴史についての知識を深めます。カリキュラムにおいては、1年次より「基礎演習」でプレゼンテーションや資料収集などの広範なスキルを獲得し、学部共通科目で政治・社会・歴史といった基礎教養を身につけます。「EU研究」や「フランス語圏研究」などの科目で、世界の中でフランスが果たす政治的役割を理解し、幅広い視野を獲得していきます。
学べる学問
国際文化学国際関係学