データサイエンス学科では、数学と情報科学の基礎の上に数理技術からなるデータサイエンスを修め、経営・環境・交通等に関するビッグデータの分析と機械学習などを活用して、多様な組織体において問題の発見から解決までの過程を支援できる人材を育成します。
学科科目として、まずビッグデータ解析の基礎となるベイズ統計や統計学的手法、オペレーションズ・リサーチの基礎、数理技術プログラミングに取り組みます。3年次からは機械学習などの人工知能技術について理論と実習を通じて学び、実データに対する適用事例等を通じて実践的なビッグデータ解析や人工知能技術の応用について理解を深めるとともに、研究室での演習がスタートして各自の研究テーマに沿った研究活動を進めていきます。
<学びの体系>
◆ビッグデータを解析し、数理モデルを構築する
データサイエンス学科では、数学科目を培う理学的素養の上に、人工知能技術、統計学およびビッグデータ解析技術、オペレーションズ・リサーチに関する専門知識を学び、数理モデル化とデータ分析技術適用能力を涵養します。共通教育科目のうち経済・経営系科目の履修を積極的に推奨し、社会に評価される価値に敏感な価値観を涵養します。さらに、問題解決型の実習および演習科目により技術総合能力を養成します。
◆副専攻制による技術統合能力の涵養
ソフトウェア工学副専攻では、ソフトウェア工学に関する基礎的な技術適用能力と、ソフトウェア工学を支える情報科学やソフトウェア工学に関する発展的な内容を学びます。電子情報工学副専攻では、電子情報工学に関する基礎的な技術適用能力と、電子通信と情報処理やセキュリティに関する技術について学びます。機械システム工学副専攻では、制御工学と機械工学に関する基礎的な技術適用能力について、さらに制御工学、機械工学、計測工学の技術を学びます。
データサイエンス学科
70名
情報科学