◆学科の特徴
文献史料を読み解き、未知の世界や時代の人と出会い、世界史的視点から客観的に分析。その結果から現代に起きている事柄を理解し、これから起きる未来や新しい展開を予測します。全学年を通してゼミ形式の授業を行い、一人ひとりの研究内容にきめ細かく対応するのも特長です。
■領域を横断する学びで多角的な考察力を育成
1年生は日本史・東洋史・西洋史の3領域を広く学び、基礎を固めます。2年生から、3領域より2つの領域を主専攻・副専攻として選択。3年生のゼミ活動で関心のあるテーマへの考察を深め、4年生の卒業論文完成につなげます。
■歴史学での通史の意義を学ぶ「日本史特論」
1年生を対象に、日本史の各時代を理解する上で基礎となる重要な事項について、理解し知識を広める授業です。またそれとともに、2年生以降の専門領域での学修を見据えて、複数の事項を関連づけたり、それらの背景を考えたりすることで、日本史学の考え方や方法の基本となる思考に慣れていってもらいます。
■古文や外国語で書かれた史料を読む「古文書基礎演習」
古文書読解の基礎的な内容から、中世文書や近世地方文書を中心に取り上げ、古文書の読解能力を身につけるための演習授業です。興味を持った学生は、より高度な古文書学習の授業や、実際に古文書を扱う古文書実習の授業を受講するなどして、さらに理解を深めます。
■より実践的な学び「京都学プログラム」
「京都学プログラム」では京都の歴史や文化を学ぶ「京都学入門」や京都に深く関連する史料の読解を学ぶ「京都学演習」など、京都を学ぶための多様で独創的な講義が自由に履修できるようになっています。さらに「京都学研修」などフィールドワークも充実しています。
学費について
初年度納付金 1,295,500円(入学金含む)2024年度実績 ※2026年度入学者の学費諸費は改定予定