現在、社会ではデジタルシフトが進みAIやICTに精通する人材のニーズが高まっています。例えば、心理学の分野においても、カウンセリングスキルだけでなく、実験・調査で得られたデータの解析や分析できる能力も必要とされています。そのため、今後の日本社会の課題を解決するには専門スキルだけでなく、AIやICTの知識が不可欠だと考えられます。
そこで本学は、1990年代から情報科目を設置し、情報教育とプログラミング教育を多くの女性に提供してきたノウハウをもとに、2023年4月「社会情報課程」を開設しました。社会の課題に対する知識と発想を持ち、各方面の専門家と連携をしながら解決へと導くことができる人材を育成します。
【めざす人物像】
~ 4年間で育てる力 ~
■知識・理解力
情報・情報科学・データサイエンス・AI(人工知能)および「国際日本文化学科」「生活環境学科」「心理学科」「こども教育学科」の関連領域に関する幅広い知識を身につけ、暮らしや社会にある課題を理解できる人。
■言語力
課題解決に向けて、日本語や外国語でコミュニケーションができる人。
■思考・解決力
「国際日本文化学科」「生活環境学科」「心理学科」「こども教育学科」で学べる専門的な知識と技術、適切な情報の扱い方を備え、現代社会の課題を解決へと導く人。
■共生・協働する力
社会の現状を情報やデータサイエンスの側面から捉えたうえで、一人ひとりの存在を尊び、多様な課題を抱える人に寄り添うことができる人。
■創造・発信力
社会の現状を情報やデータサイエンスの側面から捉えたうえで、その課題解決に向けて創造し、適切に発信できる人。
ここがポイント
「社会情報課程」では、AI・ICTを始めとする情報科学と4学科の各分野の専門(社会学、教育学、心理学など)を掛け合わせて学ぶことで、幅広い知識を身につけます。生活のなかにある課題を発見できる応用力を磨き、AI・ICTの知識を活用し、課題解決へとつなげていきます。
あなたも自分の興味がある学びと情報を組み合わせ、自分だけの学びで未来のステージを作っていきませんか?
例えば…
情報×マーケティング=消費者行動の分析
情報×生活科学=スマート家電の企画
情報×心理学=データをもとに人の心をサポート
情報×文学=新たな表現の研究や発信
情報×教育学=こどものための情報活用 など。
就職・進路
学べる学問
目標とする資格
上級情報処理士、ITパスポート試験、基本情報技術者試験、図書館司書、高等学校教諭一種免許状(情報)、その他関係資格