鎌田さん
ゼロからのスタート
アーティストを本気で志すきっかけになったのは大学2年生の時です。特にやりたいことも無くなんとなくで入った大学で、いざ将来就職の話が出てくると自分が社会に出て働いている姿が全く想像できませんでした。そこで自分の好きなことを仕事にしたい、何をしているのが好きだろうと考えたのがきっかけでした。
"歌うことが好き""好きなことを仕事に"という理由だけで入らせていただきましたが、作曲知識はおろか拍や小節数すらも知らない、ゼロから、いやマイナスからのスタートでした。
ですが教務をはじめ講師の皆様方が温かく、時に厳しく授業を通じ 今自分に足りないことを教えてくださるおかげでプロ意識や歌に対する熱意がより一層強くなったように感じております。特にヴォーカルテクニックの授業では、自信が無く無意識に下を向きながら歌っていた1年次でしたが2年次には前を向き堂々と歌えるようになったことが特に成長を実感できる授業でした。
最後にWECへ入学を検討している方、ご縁があって僕のコメントが目に入った方へ。
好きなことを始めることに年齢やらきっかけなんて正直どうでもよくて、新しく1歩踏み出す勇気と「絶対に夢を叶えてやるんだ」という強い意志を持ち続けることが音楽には大事だと僕は考えています。
入る前がどう、とかではなくて入った後にどれだけ頑張れるか。マイナススタートでもスタートラインに立てるように努力や勉強を続けることができるか大切だと思います。
その途中で壁にぶつかったり心が折れそうな時だってきっと出てきます。それでも 今が踏ん張り時、下積み時代だと思って前を向き続けることが大事であり、それが出来る環境こそがこの環境と思っております。