ソードアート・オンライン ゲーム総合プロデューサー/ シニアプロデューサー
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
バンタンを選んだ理由、経歴は?
当時見たゲーム雑誌の広告で体験授業を受けに行った時です。今まではゲームを遊ぶのが楽しい。まぁ興味あるから行ってみよう。ぐらいでした。実際に現場で活躍している方に教えていただき、ゲーム制作のスタートラインに触れたときの気持ちがビビッと来ました。もっとゲーム現場にいる人に教えてもらい楽しい空気を得る機会が欲しい! なので、実際現役講師がいるバンタンを選びました。
なぜゲーム業界へ行こうと思ったのですか?
自分の名前が珍しいのですが、当時エゴサーチしたとき検索結果“0”件でした。「ああ、このまま誰も自分のことを知らないまま過ごしていくのかなぁ… いや、変えていこう!そこからだ!」とか。「スタッフロールに出たい!映画?ゲーム?…うーん。ゲームの方が詳しいし知っているし好きだから!」ぐらいのノリです。
バンタンの授業で思い出に残っているものは?
自分が好きなものか嫌いなのものをプレゼンする授業でしたね。当時は自分がめっちゃ怒ったゲームを紹介したのですが…評価は『D』でした。その時からほんとに“人”に面白さや価値を伝えるためどれだけの試行錯誤が必要で、キャッチーな要素が必要なのか。ということを学びましたね。今ではプレゼンはうまい方とか、生放送で良くしゃべりますねーとか言われますが、最初は見るに堪えないほどひどいものでしたね。何事も経験で何とかなります。
仕事で楽しかったことはありますか?
常に楽しいですよ。自分は企画が複数進行しているので、毎回同じことが起こりません。嬉しいことも、悔しいことも、悲しいことも、怒ったことも。そんな喜怒哀楽が年中楽しめる現場です。やっててよかったなぁ…と思うのはSAOや他の原作タイトルのあとがきで自分の名前が載ったことですかね。大変だった苦労が報われました(笑)
業界を目指す人達へメッセージをお願いします
学校に入ることはゲーム業界のスタートラインです。実際にはそこから学校や現場で学んだこと、周りの仲間たち、自分の人生経験等々。いろんなものが積み重なり、ユーザーに商品となって届きます。楽しいこと、つらいこともいっぱいあると思います。ただ、ゲームはエンターテインメント。皆さんと将来、もし運が良く一緒に働ければ、“楽しく”“笑って”ゲーム制作をしましょう!